はじめに

このブログを書いている時点でも、私は『ウザイ高齢母親』への対処法を実践しています。
母親とはウザイものだと思ってきましたし、色々な人からも聞いてきました。
それは、愛情・私たちのためを思ってのことだとこの年(40代)になるまで思っていました。
そう理解しようとしてきました。
やっぱり、家族の私にしか理解(我が家の環境)できないしなぁとか…
(我が家の環境とは…障害のある家族。また、父親が亡くなってから母親がどこかが変わったのは確かです。)
だけど、最近になり私の中でそこまでしなくても肩の力を抜いてもいいのでは?と感じ始めました。
自分も更年期になり、何ともないことでもイラつきます。言葉も荒くなります。
何と言っていいのか、感情が抑えられないというか…
色々なことを背負い込んできた自分も、正直しんどくなってきたのです。
ホンマしんどい…
親と同居、私と同じような境遇でそう思っている人もいるのではないでしょうか?
面倒くさがりで更年期真っ只中の私が実践していることなので、しんどい思いをしているみなさんも
できますよ。
私が実践している具体的な対処法 その1

無視をする(但し、一定期間を設けます)
そんな無視なんてひどいと思われるかもしれません。
でも、無視しないとしんどいです。
母は同じことを何度も言います。(基本毎日)
最初はね、そうかそうかと聞いていましたよ~。でも、毎日はしんどい。
しかも、マイナスなことばかりですからねっ!
無視しないと、こっちが参ってしまう。年をとると、将来って展望がないでしょ?
だから、過去のことを自分の風呂敷から次々出してくるのだと思います。
いいこともあっただろうに、うちの場合はマイナスさんばかり出てきます。
それと、これも言えるかなぁ…
自分の時代の価値観で意見する。
時代についてこれない。そりゃそうだ。
私も今の時代について行けてないところが多いから、偉そうなことは言えませんが…
だから、私がこうやってブログをしてることも否定的です。
いつの間にか横にいて(ホンマびっくりしますよ)
『そんなことして、面白い?何かなるの?』と言います。
特に最近、私がやることに対して否定的なのでそれがまた腹が立つ。
かまってほしいのかなぁとも思います。
あまり否定的なことを何度も言うときは無視をします。
(最低限伝えないといけないことは、同居ルールでちゃんと伝えてますよ。)
そうそう、この間…
エアコンクリーニングを頼もうと思い、ネットで依頼をしたら
『変なところの業者に頼まない方がいいってテレビで言ってた。高くても
有名なところでやってもらいなさい。』←ほら、否定的
というのでキャンセルをしました。
カチンときた私は、その有名な業者に頼むよう言いました。
2,3日後その有名なエアコンクリーニング業者が来て、あろうことか
エアコンのリモコンを間違って持って帰り、16度設定で5時間エアコンを
つけたまま状態になったそうです。高齢母親は笑いながら言ってました。
それを聞いた私は当然、怒ると思うでしょう?
はい、無視!
本当は『有名なところに頼んでそれかいっ!!』とどれだけ言いたかったか…
この時は頑張ったなぁ~と自分で自分を褒めました。
これまた、なんで私が怒らなかったかと言いますと理由があります。
今の母親は自分は何もできないと思っているようでして
何か失敗すれば、やっぱり私は何もできないんやと泣いたり落ち込んだりしております。
(父親が亡くなってすぐの時はひどかったですが、今は少し落ち着いてます。情緒不安定になってるのでしょうね。)
あまりキツく言うとどうにかなるのではと心配なので、ぐっと堪えてます。
そんな年になったんやで、だからしゃーないやんと何度なだめてきたことか…
これがまた、疲れるんだなぁ。
私が実践している具体的な対処法 その2

離れる(いつもべったりする必要はないと思います)
そばにいると、また愚痴を言ってきたりするので離れます。
だから、無視と離れるは同時にします。
まぁ逃げてるんですけどね。
いくら家族と言っても、疲れるものは疲れますよ。
冷たい言い方かもしれませんが、母親のために自分が潰れてはいけないと思ってます。
40代ですが、私にもまだ少しは将来があると思ってますし…
何かブツクサ言い出したら、自分の部屋へ逃亡です。
そして、自分の好きなことをして現実逃避でございます。
こうやって、±ゼロにして過ごしています。
ありがたいことに私には、逃げる部屋があります。
逃げる部屋がない人もいますよね。漫画喫茶はお金もかかるし…
ずっと、逃げるわけにもいかないです。
そういう方には、時間は限られるかもしれませんが近所の図書館とか
スーパー、定期券を持っているなら、駅の待合室とかどうでしょう?
そっか、今は駅の待合室はクーラーつけてないので、しんどいかぁ…
家を出て、一人暮らしすれば?と思いますよね。
私は家族に障害者がいます。体が不自由なわけではありません。
なので、介護をすることは無かったですが、介助はしてきました。
家を出てもいいのだろうけど、出にくいです。
(一人暮らしができない言い訳かも、と自分でも思ってます)
何が言いたいのか

何だかんだ言っても家族なので、私の場合見捨てるわけにはいかないです。
もちろん、自分がしんどい時に助けてもらってもいます。
結局、うまいことやり過ごすしかないです。
私が実践していることなんて、フツーに子供が考えるくらいのことです。
でも、それくらいしかないんです。見捨てられないから…
母親をウザくても見捨てられないのであれば、うまいことやり過ごす方法を
探してみてください。
もちろん、家を出れたらそれに越したことはないと思いますけど。
でも、疲れますよねぇ…しんどい。
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